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パンデミック期の心得
パンデミック期における脅威は、同時期に大量の患者が発生することで、医療機関や社会活動が麻痺してしまう可能性があることです。軽症の病気でも多くの患者が一斉に病院に押しかけてしまえば、窓口は混乱し、受診できずに重症化してしまう人も出てくるでしょう。
社会全体が協力して、流行のスピードを遅らせ、大流行を阻止することが肝心です。流行期において冷静な行動をするためには、しっかりとした対策と行動計画が必要となります。あらゆる状況を想定し、事前に綿密な対策を取りましょう。
パンデミック時に予想される状況
同時期に多くの人が感染して 医療機関、流通、交通機関、製造業、サービス業などあらゆる分野で労働力が不足することになり、社会活動に混乱が生じることが予想されています。
H1N1型新型インフルエンザ・パンデミック時予想される状況
- 数千万人の患者が同時期に発生し、医療機関に殺到する
- 医療感染者や院内にも感染が広がり、衣料サービス機能が低下する
- 重症者が多く出ると、人工呼吸器やベッドが不足する
- 多くの労働者が同時期に発症することで、社会機能やライフラインに影響が出る
- 大流行になると行政機能が限定され、警察・消防等の人手不足が生じる
- 食料品や日用品の流通に影響が出て、日常生活が不便になる可能性がある
※インフルエンザの種類によって予想される状況は異なります
パンデミック時には、「動かない」「うつさない」「うつらない」の3Uを心がけ、拡大防止に努めてください。
感染防止7箇条
H5N1鳥インフルエンザなど、致死率の高いウイルスがパンデミックを起こした際は、徹底した感染防止が必要となります。流行時には以下の対策が最低でも必要になることを念頭に、流行前にしっかりと準備しておきましょう。
- 通学しない(学校は地域の流行発生源。休校中は子どもを買い物、友人宅、塾などに行かせない)
- 通勤しない(職場に対策マニュアルがある場合は、それに従ってください)
- 買い物を控える(店は混乱が予想されます。事前に感染防止用品、食料品、日用品、家庭内治療用品の備蓄)
- 発熱外来を利用し、いつもの病院にかけこまない(感染を避けるため、受診前に保健所や病院に連絡。慢性病の薬も余分に備蓄)
- 電車はやめて、徒歩か自転車で(電車の利用は空いている時間に、防備の上で。自家用車のガソリン量にも注意)
- いつもマスクを忘れずに(できればゴーグル、メガネ、サングラス、手袋も。マスクは使い捨て)
- 外出から戻ったら必ず手洗い(丁寧な手洗い。外出時用にゲル状速乾性手指殺菌、消毒剤等もある)
(参照:新型インフルエンザ完全予防ハンドブック 岡田晴恵著 幻冬舎文庫)





